モータースポーツを変える。てぃくまブログ

自動運転化が進むことで、運転することや、モータースポーツが娯楽として盛り上がるはず! しかし現在、国内モータースポーツの環境は閉鎖的で、波が来ても乗れないであろう状況です。。 それならいっそのこと。自分で変えてしまおう! というのを究極目標に掲げる、てぃくまのブログです。

8耐に参加してきました!予選日!

どうも、てぃくまです。

先週末、日本で一番有名かつ盛り上がる二輪モータースポーツイベントといっても過言ではない、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に参加してきました!

ん?参加?観戦じゃなく?
と思った方。その通りです。
「参加」なんです。

といってももちろん、二輪の運転は過去に原付しか運転したことがないので、ライダーとしてではありません。

???じゃあ何?って感じですよね。笑

なんと、今回、ワタクシてぃくまは
ピットクルーとして8耐に参加してきました!

ピットクルーってなんぞ?って方、
F1とかでよく見る、
タイヤ交換とか、給油とかしてる人たちのことです!

今回私は、もちろん未経験ながら、給油を担当させていただきました!

そんな8耐ウィークを通して気づいたことなど、いくつかの記事に分けて更新していくんですが・・・
まずは、どういった体験をしてきたのか、といった概要・感想といったところについて、予選日と決勝日に分けて更新していきます!

今回は予選日についてです!

例年、土曜日は4耐の決勝が行われるため、8耐の予選は金曜日に行われます。
各チーム全員のライダーがこの予選でタイム計測を行わなければ決勝に参加することはできないため、全チームが必ず走行を行います。

さて、前日の夜に遅れてサーキットに到着した私は、ピットクルーの経験もなく、何をするのかもイマイチ理解しないまま、この予選中に、本番と全く同じ流れで行われる「ピット練習」に参加することになります。

まず、装備を装着!
・・・
・・・・・
・・・ん???
・・・・これマジ?・・・

給油クルーは、全身耐火服に、フルフェイスのヘルメット、グローブの着用が義務付けられているんです。。。

念のため言っておきますが、
曇りだったとはいえ、外は30℃オーバー。
中の人は運動不足。←自分が悪い

死を覚悟しました。笑

まぁ、そんなことをいまさら言っていられるほどの時間はもちろん残されておらず、
すぐに着替えて一回目のピット作業へ。
給油量は10L。
給油装置にガソリンをセットし、いざ作業へ!

「お。案外軽い。」
それもそのはずで、決勝中は25L以上も入れないといけないわけです・・・

まぁ、気を取り直して給油!

と、その前に8耐の給油作業についてですが、基本的には二人一組で行われます。
簡単に分けると、一人が重さを支える係、もう一人は給油口に合わせる微調整係といったところでしょうか。

まず、バイクの給油口は穴が二つ付いていて、それに対応して、給油装置にも、給油するための噴射口が二つ付いています。
それらをうまい具合に水平に挿入しなければ、給油は行われず、また、ガソリンが逆噴射することもあるのです。。。なんとも恐ろしい。

さらに、タイヤ交換と給油は同時に行ってはいけないため、
タイヤ交換作業が行われている間、約35キロほどの給油装置を、マシンの上で(接触するとペナルティになります)持ち上げたままキープしなければいけないのです。
つまりは、タイヤ交換に手間取ると、給油の待ち時間がその分増え、地獄を味わうことになるのです。笑

そんなこんなで、初めてのピットストップを行ったのですが、
やはり、水平に挿し込むというのが想像以上に難しく、一回ではうまくいきませんでした。
さらには、フルフェイスをかぶったうえでの作業になるため、
相方の声が聞こえず、タイミングが取れない。
視野が狭く、周りが見えない。
などの問題があることに気づきました。


これではまずい。と、走行中に二人で練習を行い、二回目のピットストップ。。。

・・・なんとか成功。

こんな感じでこの日は3度のピットストップを行いました。

 

ちなみに決勝中は8回ほど、しかも25Lを給油しないといけないんですけどね。笑

 

この日なにより驚いたのは、

自分たちのチームはピット内にガソリンを100Lほどストックしてあったのですが、

それらがなくなると、なんとも原始的ですが、自分たちで台車に携行缶(ドラム缶みたいな)をのせて、サーキット内のガソリンスタンドに買いに行くんです。

この規模のレースでもこんな感じなのね。。って、良くも悪くもびっくりしました。笑

 

予選は無事に突破出来たので、まずは一安心。。

 

 

無事に完走できるのか?

無事に給油できるのか?

次回に続きます!笑

 

 

次回は決勝日について書きます!

以上、てぃくまでした。