モータースポーツを変える。てぃくまブログ

自動運転化が進むことで、運転することや、モータースポーツが娯楽として盛り上がるはず! しかし現在、国内モータースポーツの環境は閉鎖的で、波が来ても乗れないであろう状況です。。 それならいっそのこと。自分で変えてしまおう! というのを究極目標に掲げる、てぃくまのブログです。

大波乱!8耐 決勝日!


どうも、てぃくまです。
今回は前回の続き、8耐決勝日編です!

決勝日に台風が直撃するのでは?
と、心配されていましたが、
前日土曜日の深夜から当日の朝方にかけて、台風のピークは過ぎ去ってくれました。
(夜中は部屋の窓が割れるかと思うほどの強風・豪雨でした。笑)

朝7時時点では曇り。
このまま持ちこたえてくれ。と願いながら、朝のウォーミングアップ走行、ピット練習を無事終了。。

そして朝10時頃から準備をはじめ、マシンはサイティングラップへ。
何事もなくグリッドに各車整列。スタート進行が進みます。
・・・・・
・・・あれ?
あれ、雨雲じゃね・・・?
と思ったのも束の間。
スタート10分前にして、豪雨。笑

各車グリッド上でレインタイヤに交換を行い、スタート!!

やはり、雨の中64台ものマシンが走るのは至難の業。

1周目、2周目・・・と、転倒するマシンが多発!
いやー、見てるほうも気が気じゃありませんでした。
ピット内のモニターに、○○番 転倒 のような情報が入ってくるのをひたすら眺めながら、
いつ緊急ピットに入ってきても良いように、ピット内では常に準備万端の状態で待機していました。

・・・皆さん、覚えていますか?
給油クルーは耐火服にフルフェイス、グローブ着用です。
雨とはいえ、なかなかの地獄でした。笑

ちなみに、2輪のレースは4輪のレースと違い、無線が搭載されていません。
そのため、各周に一度、ホームストレートをマシンが通過するときに
「サインボード」を用いて、ピット内とライダーの意思疎通を行います。
ライダーは、時速300キロ近い速度で即座にサインボードを読み、了解なのか了解ではないのか、何かしらのアクションでピット側に伝えるのです。
(首を振る、足を上げるなど)
意味わかりませんよね。ふつうそんなことできます・・・?
いやもう、頭のねじがとんでr・・・素晴らしい運動神経ですよね!
そんなわけで、ピット内はいつでもライダーを迎え入れられるよう、用意しているわけです。

レースに関しては、豪雨が降ったと思えば、次は快晴ですw
レインタイヤの特性上、乾いた路面を長い時間走ることはできないため、
(すぐにタイヤがダメになってしまうため)
多くのチームがピットイン、ドライタイヤに交換しました。
私のチームも例に漏れず、ピットイン!
初めての、決勝レース中の給油作業行いましたが、
緊張感が段違いです!各チーム同時ピットで、戦場のようなピットレーン内を右往左往しながら、
何とか給油作業をそつなく終え、コースへと送り返すことができました。。一安心。。。
(もちろんヘルメット・スーツの中は汗だくですが。)

その後、順調にラップを重ねていたのですが・・・
ピットモニターを見ていたところ、
私のチームが転倒したとの情報が!
慌ててピットの用意を行い、緊急ピットイン!
幸い、ライダーに怪我はなく、マシンにも大きなダメージはありませんでした。
カニックがほんの10分くらいで修復を行い、レースに復帰!

波乱はまだまだ続きます。。
ピットを出て10周程走ったあたりで、再び雨!!
見てる人にとっては面白い展開だろうなぁ。。。
とか思いながら、あわただしくピットの準備を行います。笑
しかし、数週の間に雨が止み、無事にルーティンのピットストップ。
ここで、なんと、まさかの、
給油ミス!笑
ガソリンが吹き出し、パニックに!笑
それでも何とか(半ば無理やり)給油作業を完了し、コースへ送り返しました。

いやー、、
焦った焦った。頭真っ白になったよね。。笑
実は、噴き出した後は無我夢中で、あまり覚えていません。笑

その後は、のんびりとガソリンを買いに行ったり
(場内のガソリンスタンドが16時までしか開いていないという。。。レースは19時半まであるのに。。。)
ご飯を食べたり、平穏になりつつありましたが、、、

まだまだハプニングは続きますww
レース開始5時間半経過頃、再びの豪雨です。笑
いや、どんなけ降んねん。とか思いながらモニターを見ていると、
転倒・クラッシュ⇒セーフティカー導入です。

そこから、セーフティカーランの間にまたクラッシュが起きたり、
転倒したマシンから出火したりと、
何とも恐ろしい映像をたくさん見ました。
モータースポーツの恐ろしさ、危なさも再確認しました。

私のチームはというと、なんとか無事に周回を重ね、
最後のスティントへ!
給油クルー(私)もハプニング後は落ち着きを取り戻し、
最後の給油も無事に終了。
あとは何とかライダーに走り切ってもらうだけという状況に。

夜のスティントに突入し、8耐もラストスパート
というところで、マシントラブルやエンジンブローを起こすチームがちらほら・・・
やっぱり8時間レースペースで走り続けることはマシンにとっても相当な負荷がかかるんでしょうね。。。

そしてレースはついにラスト5分!
グランドスタンドの観客が降るサイリウム、ピット側から始めて見ましたが、
想像以上に綺麗で、さらにその前を続々と通過していくライトアップされたマシン達。
この光景は非常に感動的で、だからこそいろんな人に愛されるレースなんだろうなぁと実感。。

最後は大きなトラブルなどもなく、レースは無事に終了。私のチームも無事に完走を果たすことが出来ました。

8耐ならではだなぁと感じたのは、
レース後のライダーたちをねぎらい、たたえるために、
ピットクルーや関係者たちが花道を作り、ライダーたちとハイタッチを行うシーンです。
どのチームのクルーだろうと、どのチームのライダーだろうと関係ない。
戦い終えたライバルをたたえるスポーツマンシップが見られ、やっぱりスポーツはこうじゃないとなぁ。と一人しみじみ感じていました。笑

そんなこんなで、初めてチーム関係者としてレースに参加した「8耐」はチームも私自身も無事、終了しました。
次携わる機会があれば、別の役割もやってみたいですね。

バイクの免許は持っていませんが、サーキットを走ってみたくもなりました。
「最速の無免許ライダー」を目指すとか、面白いかもなぁとか・・・笑

これからも、色々な角度からモータースポーツを体験・参加し、
参加者・開催者・観戦者それぞれの目線を身に着け、
それらをもとに、モータースポーツを変える方法を考えていきたいと思います!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
是非コメント等もお願いしますね!

次回は8耐で気付いたことの更新になるかな?と思います!

ちなみに今週末は再びレンタルカートのレースに参戦してきます!

以上、てぃくまでした!