モータースポーツを変える。てぃくまブログ

自動運転化が進むことで、運転することや、モータースポーツが娯楽として盛り上がるはず! しかし現在、国内モータースポーツの環境は閉鎖的で、波が来ても乗れないであろう状況です。。 それならいっそのこと。自分で変えてしまおう! というのを究極目標に掲げる、てぃくまのブログです。

モータースポーツがマイナーな理由 その2

どうも、てぃくまです!

 

今日は、過去記事で書いた、

モータースポーツがマイナーな理由」 

シリーズの第二弾です。

読んでいない人は、過去記事(下に貼っておきます)を読んでからこの記事を読んでみてください。

ticma.hatenablog.com

 

この記事の中でも言っているように、

現代においてモータースポーツがマイナーな理由は

・費用がかかる

・圧倒的立地条件の悪さ

・閉鎖的風土(ニワカお断り感)

 

が大きいのでは?と考えています。

前回はお金について話したので、

 

今回は、

「圧倒的立地条件の悪さ」

について話していこうと思います。

 

まず、立地条件ってなんのことを指しているの??ってところですが、

ここでは、そのまま。

物理的にアクセスしづらいという意味で使っています。

 

では、何がアクセスしづらいのか。

 

おそらくみなさんお気づきかとは思いますが、

「サーキット」です。

 

国際的なレーシングコースから、はたまた小さいカートコースまで

その多くが山間部や、人が住んでいるような地域からは離れた場所にあるんです。

 

どうしてなのか?

これは推測ですが、おそらく、

・車やバイクのエンジン音等が、居住区においては騒音になってしまう。

・サーキットを作るためには、莫大な土地が必要。そのため、土地が余っているもしくは、土地の値段が安い場所を選んでいる。

といった理由があるのかなと思います。

 

じゃあ、これがどのような弊害を引き起こしているのか

といった部分についてこれから話していこうと思います。

 

まず、当たり前のことですが、

都心部に人は集まります。

そこから離れれば離れるほど、人の数は比例して減っていきます。

ということは、そもそも日常的にアクセスできる人の絶対数が圧倒的に少なくなります。

 

つまり、全く同じサーキットを

中心部とアクセスの悪い場所に作ったとすると、

人の目にとまる割合が圧倒的にアクセスの悪い場所の方が劣ってしまいます。

 

そういう意味で、

アクセスの悪い場所にサーキットを作ることで

多くの機会を損失しているということがわかるかと思います。

 

マイナースポーツであるモータースポーツは、何もせずとも観客や参加者が多く集まってくるメジャースポーツとは違い、自発的に人を集めるためのアクションを起こさないと、人は集まりません。

中心部にはモータースポーツ以外の魅力的なアクティビティがたくさんあるため、そこで満足してしまいます。なので、そもそもモータースポーツの存在には気づかない。という悪循環が起こってしまっているんです。。。

 

 

次に、

仮に中心部にいる人が、モータースポーツに興味を持ち、調べたとしましょう。

すると、、、

「え、こんなに遠くまで行かないとできないの。じゃあいいや」

となる可能性が非常に高いです。

せっかくマイナースポーツに興味を持ってくれた人を、みすみす手放すようなことになってしまうのです。というか、なってしまっているのです。

 

 

サーキット・カート場は、車やバイクでのアクセスを前提に作られています。

その証拠に、駅すら遠い場所にあるのに、さらに駅から車で30分の場所に位置するというようなことが当たり前だし、

私自身、カートやりたいなぁ。と、学生時代何度も調べてはいましたが、その度に、

「遠いなぁ。。車じゃないと無理だよなぁ。」と思い、諦めていました。

正直、相当なモータースポーツ好きの私ですらそんな感じですから、

初めてモータースポーツに興味を持って、「ちょっとやってみるか!」くらいの人の多くはこの段階で諦めてしまうんじゃないでしょうか。。。

 

実際、最近レンタルカートの大会等に参加し始めた私ですが、

毎回、片道3時間ほどかけてサーキットまで通っています。

遠すぎますよね。時給1000円でも3000円の損失+電車賃。

休日の時間が6時間減ってしまうということですからね・・・

そこまでして足を運んでくれる人は相当レアだと思います。

せめて、サーキット・カート場がマイクロバス等で駅から送迎してくれれば少しはましなんですけどね、費用的に難しいんですかね。。。

 

 

アクセスの問題に関しては、

最近普及してきた、インドアカート等でも少しは解決できそうな気がします。

ラウンドワンのポケバイのような雰囲気ですかね?

室内に立体交差等を設けたりして、そこまでスピードが出ないコースでも楽しめるように工夫されていますし、本格的なレースも体験できます。

本当にラウンドワンのようなフォーマットで経営するのもいいのかもしれませんね。笑

 

そんなわけで、モータースポーツにとって、アクセスの悪さは絶対に変えるべきだと思うんですよね、、

実際、レーシングコースとしては比較的アクセスがいい場所として

鈴鹿サーキット」が挙げられると思うんですが、

毎回、あー、駅の近くにあって助かるなぁ。と思います。

 

この問題を解決しないと、なかなかモータースポーツ文化が根付くのは難しいように思います。

 

物理的に今あるサーキットを動かすことはできないので、

そういう意味では自分で一からやり始めるのが早いんですかね??

「そんなこと言うならお前がやってみろ。」って感じですかね。笑

 

まぁ、そういったことも視野に入れながらこれからも活動していこうかと思います。

 

今日はこんなところでしょうか。

読んでくれた方ありがとうございます!

 

 

以上、てぃくまでした!